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奥田祐斎について:1950年	紀州熊野で紺屋の四代目に生まれる
1980年	祐斎染色研究所設立
1984年	ジャパンインロッテルダム84シカゴ
	 祐斎コレクション発表
1986年	香木染(伽羅)発表
1987年	天然記念物の大賀蓮染発表
	 天台烏薬による打掛を発表
1992年	夢黄櫨染を発表
1997年	五百万年前の古木染発表
2007年	SONYブラヴィアのCM特別番組に登場
	 「 ココロを動かす日本の色」 
2008年	ルーヴル・パリ装飾美術館に出展
	 「 感性 Kansei-Japan Design Exhibition」
2010年	大覚寺へ夢黄櫨染を奉納
	 ルーヴル美術館、ギメ美術館の学芸員、
	 修復家ら17名が祐斎を研修訪問染色アーティスト:古代染色家でもある奥田祐斎は、これまでに多くの染色技法を独自に
開発している。絹と水と火と染料を絶妙に操り、自然との共生から生ま
れる「染の美」はまさにアートである。色の魔術師の異名を持ち、その卓
越した色彩感覚と「にじみの美」のバランスから創造されるデザインは、
日本のわび・さびを表現している。「五感を染める」というオリジナルの
表現手法で常に日本の美を世界に発信している。
奥田祐斎の着物
奥田祐斎の仏画アート
私が、生まれ育った紀州熊野は、
いまでも神話の時代の自然の生命力が
山にも川にも宿っているようなところです。
山の緑の濃さにしても、単なる「色」を超えた陰影の強さがある。
自然というのは、人間を取り込んでしまうような恐ろしさも、
その懐で守ってくれる温かさも、両方持っている。。。
子供心に自然への畏れと尊敬を抱いていたような気がします。
駆け抜けた林や、くぐりぬけた薮、寝転がった川辺。。。
自然そのものが遊び場であり、生活の場でした。
川に行ったら魚獲りで遊んで、釣ったのは晩のおかずにして、よいものは売りに行く。
山に行ったら、遊びながら山菜や木の実、薪を拾って、それを生活の糧にする。
遊んでいても、それは子どもながらに生きるための真剣勝負。
そうして自然の与えてくれるものを最大限にもらって育った。
肌で触れた自然の息吹きや鼓動が、いつか私の中に入り込み、
そして「自然」が私の細胞になったんです。
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